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ありがとうで鳥肌

文房具の需要というのは8月が最低になります。という知識も3年前位に知ったのですが、外資系企業などは9月始まりということと、8月は夏季休業が重なることから、文房具の買い替えやプレゼントなどの需要が極端に減るのだそうです。

ボクもその文房具を扱うショップを運営しているのですが、5月から売り上げ高の下げが止まりません。もちろん努力を怠るとか手を抜くなどはしていませんが、その結果なので受け入れるより仕方ないだろうと考えています。

そのような文具事情はともかくとして、嬉しくて鳥肌が立ったことがありましたのでブログに残すことにしました。

前回のエントリーでツイッター劇団「ツイゲキ」の看板女優さんを決めるオーディションに際して、エントリした女優さん12人全員にペンとノートをプレゼントさせていただくことを片岡K監督にお話しさせていただきOKを頂きました。モノを渡す、それしか芸のないという負い目はありましたが、今出来ることは時間、距離、お金含めてそれしか思いつきませんでした。

ただ、何かのイベントでもらういわゆる参加賞としてではなくて全員に平等にグランプリ賞を、という気持ちでプレゼントを選ばせていただきました。

劇団の詳細な状況も解かりませんでしたが、ツイゲキという劇団のはじめの一歩という意味でまっさらな白いペンを探しました。

それがドイツLAMYのサファリシリーズのローラーボール(水性ボールペン)です。同じホワイトの万年筆とボールペンは3年程前に限定で発売された経緯がありましたが、たまたま2010年に入ってホワイトのシャープペンシルとローラーボールが欧州限定で発売され運よく最初のロットを日本で販売することができました。

初物ということもありキャップタイプで使いにくいかとも思いましたが、大きいクリップの存在感もあり忙しい女優活動の中でインクが楽に出るローラーボールを選んだのです。

そして新人女優さんが先輩や監督に指示されたことをノートに書き留めているシーンが想像できたので、せっかくなら持ち歩きしやすい女優ノート?も一緒に渡そうと自宅の在庫を見て回りました。

バッグでもかさばりにくいA5サイズ、表紙を裏まで回せばA5サイズのまま書き込めるリングノート、それでいて将来手の届かない女優さんになっても手元に残しておいてもらえればと少し丈夫で派手な柄のノートを探しました。

しかし12冊揃うものが見つからず右往左往。たまたまそこにフランスのクレールフォンテーヌ社の総代理店から商品オファーをもらい「ヴァイスヴァーサ」というなかなか言いにくいシリーズですが、草花をモチーフしたやや派手な表紙の限定品ノートになったという経緯があります。

というような勝手解釈でモノを選んだのですがどう思われたのでしょうか。そもそも電子回路とにらめっこしていた人間が女優さんの記念品を選ぶなどという不思議体験をしてしまったわけで、その辺はお許し願えたらと思っています。

プレゼントさせていただいたペンとノートですが、女優オーディションに出たみなさんから、実は言われると思ってもいなかった「ありがとうございます」を言われ、生まれて初めての「ありがとう」で鳥肌の立つ嬉しい思いをしました。はずかしい話、文字で伝えられたのに言われるたびに目頭が熱くなってしまいました。

これからもショップとの両立がどのくらいできるか分かりませんが、ツイゲキのお手伝いに加われたら嬉しい、少しで良いので絡んでいけたらなという思いと併せて、陰ながら女優さん達のこれからの活動を応援中です。